他にもいろいろ…離婚日記
初めは不倫から始まった関係でしたが、奥さんの突飛もない言動・行動に嫌気がさして離婚裁判となり、彼は自分の正当性を強く主張し、奥さんに強い気持ちで立ち向かっていきました。
私は当時アルバイトをしていて、その職場で彼と知り合いました。彼は結婚していたのですが、何度か食事をするうちに仲が良くなってしまい、ついには不倫関係となってしまいました。私はいけないと思いつつも、彼を愛していましたし、彼も私のことを愛してくれていました。そんな時、彼は自分の家を飛び出して私の家に泊まることになりました。今までそんなことはなかったのにどうしたのかと聞くと、奥さんの言動や行動に耐えかねたそうです。彼はその時奥さんと離婚するまでは考えていませんでしたが、奥さんも彼が出て行ったあとはお金の催促でしかメールしてこず、はたから見れば私と彼の関係の方がまともな夫婦のように思われていました。度重なるお金の催促の末、奥さんは彼に離婚と、それにかかる慰謝料と子供の養育費を請求してきました。彼は奥さんのあまりに突飛もない行動に嫌気がさして、離婚に応じました。しかし請求された慰謝料の料金がどうしても腑に落ちないので、慰謝料や養育費を巡って裁判をすることになりました。私はその時「奥さんのいる人を寝取った」等と陰口をたたかれていたので、職場を辞めて彼と一緒に同棲するようになりました。私は裁判になっておろおろしていましたが、彼は自分の正当性に信念を持っていたので、私の不安定な気持ちをしっかりと支えてくれました。慰謝料を巡る裁判でも、彼は自分の正当性を主張し、奥さんの言動・行動に問題点を示しました。奥さんの方の答弁は弁護士にまかせっきりだったので、きちんとした主張を持つ彼の方が優位に立つことができ、結局慰謝料は奥さんが提示した金額の約半分の金額で決着が付きました。半分の金額でも彼は納得しませんでしたが、私たちのこれからの生活を乱さないためにも、これ以上の裁判は無意味だと感じ、その金額で終結しました。不倫から始まった関係でしたが、今は二人で仲良く平和に暮らせています。彼が信念を持って裁判に挑んでくれるような人で、私のことを悪く言わないような人で、本当に嬉しかったです。
